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HOLGA、コトハジメ

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2010年 05月 10日

相当暑い!

日曜日、久しぶりの定例撮影会。
GWが終わったとたんに急に気温が上がり、日焼けにおびえながらの撮影になった。
いつものように大雑把に駐車場所だけ決めて、うろうろしてみると
一宮市尾西歴史民俗資料館というところに到着した。

折角だからと中を覗いてみるとすぐのところに別館「旧林家住宅」という由緒正しそうな建物が。
「江戸時代の伝統的な町屋建築の様式を今に伝える、国の登録有形文化財」ということで、中に入ってみた。
空気はひんやりとして、薄暗い室内とピカピカした庭園との対比が美しい。
相当暑い!_c0184954_1323532.jpg
相当暑い!_c0184954_13231392.jpg

昔ながらの波打ったガラスも趣があって、ついつい裏座敷でくつろいでしまった。
相当暑い!_c0184954_13232132.jpg

一宮に、こんな品格のある建物があるなんて。
思わぬ拾い物に夫婦で喜びあった。

一休みした後、また太陽の照りつける外へ。
たまたま自販機で買ったこのレモン水が、脱水気味の体にすごい勢いでしみこんでいった。
相当暑い!_c0184954_13232923.jpg

午後からはpetri orikkorをつけて、初めてモノクロに挑戦してみた。
オールドレンズはモノクロの方が得意だろうと思うけれど、実際の仕上がりはどうだろうか。現像があがってくるのが楽しみだな。

# by holga1212 | 2010-05-10 13:24 | 定例撮影会
2010年 05月 09日

久々のフィルム

GWに家族で篠島へ出かけた。
日間賀島と少し迷って、「篠島は日間賀島以上に、観光が何もない」という一文に魅かれて決定。
行ってみると、海は綺麗だし、名物じゃこ丼もおいしいし、細い路地が入り組んだ味わい深い景色が楽しめるしで大満足だった。
GW明けで返却予定のD5000をメインに使って、後は夫婦交代で一方が息子の相手、残る一人はフィルムカメラを持って自由時間、ということにした。
夕方、お宿に男たちを残して、島の南西部をうろうろしてみた。いつものBessaflexにPlanar T* 1.4/50をつけて。人気がなくて、その上結構な山道だったので、ちょっとドキドキしたけれど、のびのびと撮影することができた。
やっぱりこのミニマムな感じ。ややこしいことが何もできないが上の自由。マニュアルカメラっていい!

出来上がった写真は、ここのところデジタル写真に慣れている目には何とも不純物が多いというか、野暮ったい感じがしたけれど、まさにそれが味だし、データではなく実体のある写真という存在感があった。
なかには低速シャッターで手ブレした結果厚みが出すぎてしまっているものもあり、まずは基本に帰って手ブレに気をつけながら、無理のないスピードで撮らなくちゃ。

釣り人
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漁の安全を祈願するお地蔵さんがあちこちに
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私の影
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どこでも撮ってしまう壁
久々のフィルム_c0184954_12571961.jpg

翌朝の漁港
久々のフィルム_c0184954_12572631.jpg


改めて、フィルムかデジタルかは問題じゃなくて、どちらもカメラと名が付いていても別のジャンルのものなんだと感じた。撮影の過程、現像後のスキャン、これからも楽しんでいきたい。

# by holga1212 | 2010-05-09 12:39 | 旅行
2010年 05月 05日

花とおじさん

「『花とおじさん』というタイトルにしておいて」との夫からの指令。

ブルーボネットで一面に咲き誇る花々を撮っているうちに、マクロでの花撮影にはまってしまった人がいる。それが意外にも我が夫。
いつも、野放図に生い茂る草とか、枯れかけた鉢植えとか、うち捨てられた切り株とか、崩れかけた廃墟とかそういったものを好んで撮る(それもモノクロで)彼が、カラフルな花の世界になぜ惹かれたか。

花は異常に接近して撮ると、花でなく抽象アートになると発見したからだった。
そこら辺に咲いている花も、ぐぐぐっと寄って撮ると急に非日常的な造形を際立たせる。
花を撮っている人はみんなそのマジックに魅了されているんだろう。
そういえば夫は昔からオキーフが好きだった。
花とおじさん_c0184954_075980.jpg
昔からの嗜好を考えると、自然な流れのような気もする。

そんな夫が、ここ数日撮った写真をいくつか。
花とおじさん_c0184954_0202184.jpg
花とおじさん_c0184954_0203046.jpg
花とおじさん_c0184954_020398.jpg
花とおじさん_c0184954_0204887.jpg
花とおじさん_c0184954_0205754.jpg


無音の世界というか透明で瑞々しい空気が伝わってくるようだ。
撮っている姿はまさに「花とおじさん」だけれど、この路線は続けていってもらいたいな。
苦みばしったモノクロ写真とあまりにも違いすぎるところが、人間の面白いところだと思う。

# by holga1212 | 2010-05-05 00:25 | 写真全般
2010年 05月 03日

花園

先日、Yさん、というよりはなさんにお誘いいただいて、港区のワイルドフラワーガーデン、ブルーボネットへ出かけた。
「外国庭園の模倣でもなく、伝統的日本庭園でもない新しいスタイル、野草の草花が咲き乱れるような自然風庭園」とうたっているだけあって、今まで見た「お花スポット」とはずいぶん違った雰囲気の、清楚で素朴な場所だった。
名古屋港から水上バスで10分程度。
花園_c0184954_23471529.jpg

デルフィニウムやポピー、カモミールといった野草が咲き誇る。
花園_c0184954_23472551.jpg

めったに撮らない花の写真もついつい撮ってしまったりした。
花園_c0184954_23473632.jpg


持って行ったカメラはD5000だけ。
花はまあ撮れたら撮るとして、「人」を撮ってみたかった。
花の中を歩く人、花の写真を撮る人、花に囲まれて笑う人。
色んな動きをする人のポートレートを撮るには、やっぱりAFのカメラは楽チンだった。
フィルムのAFカメラでもよさそうに思うけど、失敗を気にせずバシバシ撮ったり、室内と屋外でISOを切り替えたり、ホワイトバランスもいじったり…となると、デジカメは便利この上ない。
物としての魅力はほとんどないけど、便利な家電としての魅力は無視できないものがある。
困るなあ…。

まあ欲しいとか欲しくないとかは置いといて、とにもかくにも春を満喫した一日でした。

# by holga1212 | 2010-05-03 23:53 | デジカメ
2010年 04月 28日

やっぱり、ファインダー

週末にD5000を持って撮影に出かけた。
デジタルだからといって、目につく被写体は特に変わらず、
フィルムでも撮るだろうな…と思うものを撮ってみた。

ファインダーを覗いて撮る限りは、bessaflexの時と大きくは変わらない感触がした。
ピントと露出をカメラにお任せしてしまえるので、
なんか楽しちゃってるというか、何に対してかわからないけどすみません、って気持ちになったけど、
それ以外はいつも通りの気持ち。

やっぱりファインダーって大事なんだな。

RAW+JPEGで撮影して、Nikonの画像編集ソフトCapture NX2の体験版でRAW現像してみた。
このソフト、JPEG画像にも使えるので、今まで撮った別のカメラのデータも調整できてなかなかいい。
シャドーやハイライト部それぞれの明るさを調整したりもできるし、「カラーコントロールポイント」というものを使うと、一部分だけ(例えば花びらの色だけ)彩度を高めたり、コントラストを上げたりすることができる。

あれこれいじれるので、仕上がりのイメージをしっかり持っていないと終わりが見えないな。

もともとの写真が特にどうというものではなかったので、RAW現像したところで面白い写真にはならなかったけれど、いくつかご紹介を。

やっぱり、ファインダー_c0184954_10123244.jpg
やっぱり、ファインダー_c0184954_10164094.jpg
やっぱり、ファインダー_c0184954_10125298.jpg
やっぱり、ファインダー_c0184954_1013223.jpg


マクロらしいところでは、アリ。
やっぱり、ファインダー_c0184954_10132979.jpg


デジカメらしい、混ざり物のない綺麗な写真という感じ。
こういう感じが適した被写体もあるだろうし、そうでないものもあるだろう。
デジイチがあった方がいいのかいらないのか、よくわからないけれど(要らないといえばなんでも要らないんだけど…)とにかく期間中、しっかり使ってみようと思う。

# by holga1212 | 2010-04-28 10:21 | デジカメ