2009年 03月 04日
先週末もスナップを撮りにドライブへ。川に近い下町をぶらぶら歩きながら、私はエスピオで、夫はHOLGAで撮影。 堤防沿いの住宅街で、高低差が大きいのが新鮮だった。 細い坂道、不意に現れるさびれた工場、その界隈で一軒だけの定食屋さん、 なかなか面白かったけれど、ほのぼのとした空気の中でほのぼのしていただけという、 パンチにかける撮影だった。 仕上がりもこんな感じ。 夫は、先日の出来を見てブローニオンリーでいくことに。あのシャープでかつ遠近感のある手触りは中判全般の特性なのか、HOLGAの底力なのだろうか。HOLGAでガンガン撮りつつ、ちゃんとした中判カメラもほしくなってきたという夫。物欲の沼は深い。 先日の公園周りで撮った夫の写真。 さて、今回はオリンパスの歯抜けの謎を解明すると共に、ちゃんとピントの合った写真を撮ってみようと、距離を測りながら、同じ被写体を何パターンも撮ってみた。余ったフィルムで川沿いの風景も撮影し、すぐ近くにあったスーパーの中のDPEへ。 30分後、驚愕の結果が!! 24枚中、撮れていたのはたった2枚! あんなに空白の多いインデックスは生まれて初めて見た。 初めに、フィルムを巻き戻しボタンを押さずにビリビリにしてしまったように、 何かものすごく基本的なところで間違っているのだろうか。 (レンズキャップは外していました)。 それとも複雑な機構的な不具合があるのだろうか。 それにしても2枚とは! 昨日、修理をお願いしたお店に持って行って相談してみた。 お店の方もネガを見て、絶句。 「何でかなー。ちゃんとシャッターも開いているのになー。フィルムも送ってるし。」 と言いながら、あちこち点検してくださり、しばらくして一言。 「…もしかして、こうやって押してなかった?」 シャッターを、中途半端に押すと、音はするものの絞りが開いていない。 しっかり押すと、ジュイーンと湿った音がして、しっかり絞りが開く。 シャッターの押し方の問題かも、と私も最初に考えて、空押しして絞りが開くのを確認してはいたけれど、実際にフィルムを入れて撮っていた時には、無意識に弱い押し方になっていたのかなあ。 「ちゃんと押してたつもりだったんですけど…。」 「じゃあ念のため修理のほうに見てもらっておきますね。」 そうして、オリンパスはまたも入院。 でも、よく考えれば考えるほど、シャッターの押し方の問題、と考えたほうがつじつまが合う気がする。あんなに撮れる写真と撮れない写真の差がはっきりしていて、撮れた写真の条件にも何の共通点もなくて…思い返してみると、夫が撮った数枚は一枚も欠けていなかった。やはり、シャッターを押す人間の問題か。 そうだとすると何とも恥ずかしい…。 力任せに巻き上げてフィルムを切断し、シャッターの押し方が弱くて写真にならない、となると、我ながら、写真の出来がどうこうという前に使うカメラのことをきちんと勉強しろよ!と言いたくなる。 戻ってきたら、今度こそインデックスをいっぱいにして見せます!
by holga1212
| 2009-03-04 15:37
| Olympus 35EC
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